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スマホは包丁と同様の扱い(与え方)が必要

1月になりました。
携帯各社の
スマホキャンペーンが今年も過熱していくことでしょう。

「家族で一緒に契約すると端末代金が割安になりますよー」

なんて
響きの良いささやきもありそうです。

また、子どもからは、

「友達もスマホ持っているから、僕も(私も)欲しいなぁ」

なんてこともあるかもしれません。

まさに、
子どもがスマホを持つキッカケになりやすい時期になりました。

ここで質問です。

目次

あなたは子どもに
包丁を持たせるとき、どのようにして渡しますか?

ほら、これは便利な道具だから使ってね♪

ありがとう!これでお肉を切るね!

このように
いきなり手渡しますか?

多くのご家庭でそのような与え方はしないと思います。

なぜって?

それは、
包丁の危険性を【知って】いて、
そのまま与えると危ないと知っているから。

そこで最初は、
切れない包丁で練習したり、

横に付きっきりで見ていて、時には、

左手は猫の手にするのよ

というような、
アドバイスをしますよね。

では、スマホはどうしますか?

内閣府の
「令和4年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」

こんなデータがあります。

それによると、
インターネット利用は専用のスマホを使っている専用率が、

小学生:64.0%
中学生:91.0%
高校生:98.9%

となっています。

一方で、ルールですが、

子どもが思っている「ルールを決めている」が

小学生:83.0%
中学生:72.2%
高校生:47.1%

となっており、逆を言えば、
中学生の30%は特にルールがなく与えていることになります。

また、
「保護者が、ルールを決めていると思っている割合」

「子どもが、ルールを決めていると思っている割合」

差があるのも興味深いですね。

親はルールを作っていると思っているけど、
子どもは
ルールやペアコントロールの抜け道を知っていて
それをすり抜けているので、

ルール?ないよ(ないのと一緒だよ)

と思っているのでしょうか(^-^;

スマホはなんでもできるデジタルデバイス

ということは、
大人自身も使っているのでよく分かることです。

そう、包丁のように、
良いように使うことも、悪いように使うことも。

ただ、

包丁とスマホで大きく違うのは、

・見た目で何ができるか?直感的に判断ができない
・子ども達がどのように使っているのか【知らない】
・大人である自分たちの使い方以上のことを【知らない】

そう、
大人以上にスマホを使いこなす子どもたち・・・。

そして、
スマホは現代の生活において、ほぼなんでもできてしまう魔法の扉なのです。

そんな万能機である「スマホ」を野放しに与えて良いのでしょうか?

親が正しい知識を「知る」ことなく与えれば、
凶器にも、いじめや犯罪に巻き込まれるキッカケにもなります。

いや、スマホをそのまま与えて良いとは思っていないけど、
どうやって与えればいいの?

そんな声にお応えするために、

私、野本一真の著書

子どものスマホで「困った!」を防ぐ

スマホの与え方・使い方の教科書(産業能率大学出版部)
子育て共育アドバイザー/学習塾塾長 野本一真著
紀伊国屋書店ランキング1位書籍

があります。

・ネットの仕組み
・スマホの影響
・具体的なスマホルールのつくり方
・ルールを守るために必須の親子関係構築法

一冊にしたものです。

できれば、
子どもにスマホを与える前にご一読いただき、
子どもの成長とあなたの悩み解消の一助となれば幸いです。

スマホを与える前に本書に出会えたことを幸運と考えています

「スマホを与える前に本書に出会えたことを幸運と考えています」

先日、
問合せフォームで、
このような感想を送って頂いた方がいらっしゃいました。

離れた地のご家庭で
本書がお役に立てたことが何よりうれしいことです(^^)/

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子育て共育アドバイザー/学習塾塾長

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この記事を書いた人

親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザー、学習塾塾長。
 中学生のころ、所属していた部活が廃部になり帰宅部に。以来、帰宅ゲーム部として、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また就職氷河期真っ只中にも関わらず、人生は一度しかない!と、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う。バイト時代を含めると10職種以上に及ぶ。その中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾(個別学習のセルモ)を開業。

 子どもの自己肯定感・自己効力感を育み、急激な変化の時代に「自らが主人公の自らの物語」を歩むことができる力の育成。すなわち、状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人へと成長する一助となることを「指導理念」としている。
また、職種を変えた転職をしたため、子どもの言う「何がわからないのかわからない」を幾度となく経験。児童心理学・脳科学も活用し、子どもに寄り添った指導を行う。その子どもの成長には家庭環境が不可欠。

 親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親を対象とした親子関係の構築・改善相談」を行っている。近年は子どものスマホの保有率の増加と共にスマホ問題が子育ての問題となっており、その指導・改善方法を広く伝えることで、多くの「子育てで悩む親に何かひとつでも参考になることがあれば」と願い、

スマホの扱い、ルール作り、そのルールを維持するための親子関係構築方法を書いた
『子どものスマホで「困った!」を防ぐ スマホの与え方・使い方の教科書』を出版。

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