スマホルールは親子で考えるのが一番良い方法です。
それはなぜか?
残念ながら子どもは、あの手この手でルールを破るからです。
うちの子は大丈夫!と思っていませんか?
そういったご家庭で
親が知らないことをいいことに、
シッカリと?!ルールを破っている子どものケースは何度もありました。
過去、
「うちの子に限ってそんなことはありません!」
と言うお母さんに遭遇したことがあります。
【主観として】子どもを信頼するのはいいことですが、
事実誤認は避けたいところですね。
では、なぜルールを破るのか?
子どもたちがルールを破る理由。
大きく分けて3つに分類されます。
・【納得】していないから
・【押し付けられている】と思っているから
・【どうせ】大丈夫だと思っているから
では、
どうすればよいか?
その答えは、
ルールは親子で一緒に作る
です。
まだスマホを渡す前であれば、
親子関係が多少良好ではなくても、
ルール作りを一緒に行うことができますが、
既にスマホを渡している場合、
親子関係が良好でないと、そもそも話し合いになりません・・・。
著書
Amazon購入リンク
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には、
書店購入者が多いこともあり、
Amazonレビューよりも、
直接メッセージを頂くことが多くあります。
「渡す前にこの本に出合えてよかった」
というようなご意見を多く頂きます。
出版してよかったと思う瞬間です。(^^)
しかし、中には、
「親子関係が重要なんですよね。それが難しいんです」
と
レビューを書いて頂いた方がいました。
私からすると、
本当に「それが難しい」で良いんですか?!
です。
スマホは、
便利な道具であると同時に、
あらゆる犯罪に繋がること【も】できてしまうデバイスです。
親子関係が厳しい場合、
子ども自身が困ったことに遭遇した場合、
相談する相手がいない
相談する相手がいないということは、
大人が気づくのが遅れる⇒手遅れになる
という可能性を多分に残します。
これは、
なんとしても避けたいところです。
こういった点に関しては、先日行った講演。
詳しくは、下記ブログを見てくださいね。

そして今回、
親子でスマホルールを作る前に、
「まずは、親であるあなたが考えるスマホルール」
ということで
ワークショップを開催いたしました。
まずは、親であるあなたが考えるスマホルール
今回は、
少人数オンラインワークショップという主旨で
・先日行った講演会に出席した方
・そのお友達
に
参加して頂きました。
ワークショップ終了後は、集合写真をパシャリ。
個人情報を考慮して、
画面OFFや、画面から離れて頂き
スクショいたしました(^^)

中には
zoomに慣れていない方もおり、
入室すること自体が難しい方もいらっしゃいましたが、無事に開催することができました。
スマホルールを考える際の大前提
スマホルールを考える際には大前提があります。
・「上手く行かなかったら、原因を一緒に考える」
・「できない理由を考えるより、できる方法を考える」
・ルールを破ったときを想定し、そのルールも固める
子どもとの話し合いの中で、
「こんなの無理!」という場面があるかもしれません。
人は「無理」と思ったことを成し遂げることが困難な
いきものです。
なぜなら、
【無理と思っている以上、どうにかしようとは思わない】
から。
様々な経験をして大人になったあなたであればわかるかと思いますが、
失敗のない人生、全てが思い通りの人生というのは、多分ないでしょう。
だからこそ、
スマホルールを考えることをキッカケの一つとして、
子どもには生き抜くための「意識」「思考」も育んでいきたいところですね。
作ったルールを頭に入れた上で、子どもと話し合いルールを作る
今回のワークショップで作ったルールは
「自分の子どもを想像して親が考えるもの」になります。
そう
「子どもと一緒に考える」が正解なのに、親のみが考えたものです。
今回のワークショップで作ったルールは押し付けるために作ったのではなく、
学習で言えば、
いわば、予習になります。
「知って」「わかって」
いるのと、
何も分からずに行うのとでは、結果が格段に変わります。
その意味でも、
今回のワークショップへの参加は、良い予習になったようです。
いきなり子どもとルールを作るより、親自らが考えるキッカケになりました。
ワークショップ後のアンケートの中には
・事前に自分で考えることができたので、子どもと話しやすくなると思います
・講演で良いことを聞いたのに、日々の忙しさにかまけてそのままだったので
強制的に考えるキッカケが作れました。
という意見を頂きました。
「本を読む・講演を聞く」ことで
自分が知らないことを「知る」ことができました。
ただ、
それを実践するからこそ、実感として湧き、「わかる」「できる」に変わっていきます。
まさに
勉強と同じ。
いくら良い授業を受けても、
自分で演習するということをしなければ身につかない、生かせないのと同じですね。
ルールに間違いなく入れておきたい項目
・スマホの使用時間
仙台市と東北大学の研究により、
いくら勉強を頑張ったとしても、
スマホ使用時間が長い・睡眠不足になっていては学力が伸びないという研究結果があります。
・寝るときは物理的に預かる
睡眠不足の身体への影響
「睡眠指針」では
子どもが、自分の寝室へ、
いかにスマホ(デジタル機器)を持ち込ませないようにするか?!
の記載があるほど。
・ネットリテラシーに関して
本書99ページ~107ページに記載しており、
ブログにするには長いので、このブログでは割愛しますが、
親子で読み合わせをするのもいいですね。
ルールも子どもの状況に合わせて成長させていくもの
作成したルールは、
あくまでも【手段】であって、
絶対的な正解!とは言いません。
しかし、
何事もそうですが、色々と試してみて、それを共有し、最善策を模索する。
著書にも載せていますが、
「できない理由を考えるのではなく、できる方法を考える」
講演やワークショップに参加される方は、
「子育てに対する意識が高い方」とも言えます。
ただ、
ともすると、子どものため・・・という言葉を使いつつ、
親自身の理想を押し付けてしまう可能性もあります。
大人も子育てを習って子育てをしているわけではありません。
変化が激しすぎる時代だからこそ、
大人が「知り」「学び」続ける姿勢を持ち続けたいですね。
その一部として。
本書を読んで頂くことで、
子どもとスマホに関して、考えるキッカケになれば嬉しい限りです。
ルールは子どもの成長に合わせて変更してよいものです。
今回決定したルールを18歳まで変えてはならないということではありません。
その都度、子どもとの会話の中で、
各々のご家庭の状況に合わせて、変更すると良いですよ(^^)/
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どうも上手くいかない、
これで本当に良いのかな?という方には
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子育て共育アドバイザー/学習塾塾長

