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スマホと包丁の共通点。安易に渡していませんか?

あなたは子どもに包丁を持たせるとき、どのようにして渡しますか?

ほら、これは便利な道具だから使ってね♪

ありがとう!これでお肉を切るね!

このようにいきなり渡しますか?

多くのご家庭でそのような与え方はしないと思います。

なぜって?だって、
包丁の危険性、危ないと知っているから。

そこで最初は、
切れない包丁で練習したり、

横に付きっきりで見ていて、時には、

左手は猫の手にするのよ

と、アドバイスをしますよね。

では、スマホはどうしますか?

内閣府の
「令和4年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」

こんなデータがあります。

それによると、
インターネット利用は専用のスマホを使っている専用率が、

小学生:64.0%
中学生:91.0%
高校生:98.9%

となっています。

一方で、ルールですが、

子どもが思っている「ルールを決めている」が

小学生:83.0%
中学生:72.2%
高校生:47.1%

となっており、逆を言えば、
中学生の30%は特にルールがなく与えていることになります。

また、保護者がルールを作っていると思っている割合と子どもがルールを作っているという割合に差があるのも興味深いですね。

親はルールを作っていると思っているけど、
子どもは
ルールやペアコントロールの抜け道を知っていて
それをすり抜けているので、

ルール?ないよ(ないようなものだよ)

と思っているのでしょうか(^-^;

スマホはなんでもできるデジタルデバイス

ということは、
大人自身も使っているのでよく分かることです。

そう、良いように使うことも、悪いように使うことも、

そう、スマホは現代の生活において、ほぼなんでもできてしまうのです。

そんな万能機である「スマホ」を野放しに与えて良いのでしょうか?

いや、スマホをそのまま与えて良いとは思っていないけど、
どうやって与えればいいの?

そんな声にお応えするために、

ご案内が遅くなりましたが、

『子どものスマホで「困った!」を防ぐ
 スマホの与え方・使い方の教科書

を執筆しています。

あなたのお手元に届き、お役に立てるよう頑張っておりますので、

もうしばらくお待ちください。

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この記事を書いた人

親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザー、学習塾塾長。
 中学生のころ、所属していた部活が廃部になり帰宅部に。以来、帰宅ゲーム部として、時代が違えばプロゲーマーになるほどにゲームにのめり込む。また就職氷河期真っ只中にも関わらず、人生は一度しかない!と、上場企業・公務員・大学病院・医療グループ等、職種を変えた転職を行う。バイト時代を含めると10職種以上に及ぶ。その中で、高学歴ドロップアウトを幾度となく目の当たりにし「大人の関わり次第で人生が変わる」ことを痛感。学習塾(個別学習のセルモ)を開業。

 子どもの自己肯定感・自己効力感を育み、急激な変化の時代に「自らが主人公の自らの物語」を歩むことができる力の育成。すなわち、状況を受け入れた上でどうすれば良いか?を自らで考え・行動できる大人へと成長する一助となることを「指導理念」としている。
また、職種を変えた転職をしたため、子どもの言う「何がわからないのかわからない」を幾度となく経験。児童心理学・脳科学も活用し、子どもに寄り添った指導を行う。その子どもの成長には家庭環境が不可欠。

 親と子が共に育つ「共育」。子育て共育アドバイザーとして「親を対象とした親子関係の構築・改善相談」を行っている。近年は子どものスマホの保有率の増加と共にスマホ問題が子育ての問題となっており、その指導・改善方法を広く伝えることで、多くの「子育てで悩む親に何かひとつでも参考になることがあれば」と願い、

スマホの扱い、ルール作り、そのルールを維持するための親子関係構築方法を書いた
『子どものスマホで「困った!」を防ぐ スマホの与え方・使い方の教科書』を出版。

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