フィルターバブル現象とは?!
子どものいない大人からすると「関係ないよ」と思ってしまう、
4月18日に行われた、
小学6年生・中学三年生を対象とした全国学力テスト。
各種ニュースや新聞で報道されていますね。
この
全国学力学習状況調査の問題・模範解答
は、
・文部科学省
・国立教育政策研究所
のホームページで見ることができます。
ここで興味深いのは、
中学生の国語の問題。
大問1を丸々使って、
フィルターバブル現象
について
取り上げています。
生徒同士の意見交換が書かれており、
あなたの考えはどうですか?
と
問うているものがあります。
あまり報道はされていないので
ご存じではないかもしれませんが、
フィルターバブル現象は、
既に社会問題になっており、
各ご家庭、
本気で考える時期にあるということにもなります。
この解答例にもありますが、
我々がスマホを使っていると、
知らず知らずのうちに、
そのユーザーに
最適化された情報ばかりに触れることになります。
これは我々が
能動的に情報を取捨選択しているのではなく、
あらかじめ取捨選択がなされた世界を歩いているのと同じ
ことになります。
言い換えると、
自分が能動的に見ていると思っている情報が
実は、
「見させられているもの」とも言えることであり、
そう考えると怖いものです。(*_*;
これは、
多様な意見を排除しているのと同じで、非常に危険なこと。
この
フィルターバブル現象
と共に、
エコーチェンバー現象
というのも意識したいところです。
これは子どもに限らず、大人も同じですね。
だからこそ、
大人も学ばないといけませんね。
といっても、
専門書を読むのも難しいかと思いますので、
よろしければ、
紀伊国屋書店ランキング1位を獲得した
私の書籍を読んで頂き、
何かひとつでも参考にして頂ければ嬉しい限りです。
既に、
本書をお持ちの方は、
p77-p82を読んで頂くと良いですよ(^^)
書籍の一部をご紹介
ロボット・AIに使われるのではなく、
適切に使える側にいる。
これからの教育に必要なことと言えます。
なお、
書店で購入した方から直接頂いたレビューはこちら(^^)
本書を読むことで、
なにかひとつでもお役に立てることがあれば幸いです(^^)/
子育て共育アドバイザー/学習塾塾長
野本一真